倫理的配慮

本研究の実施においては、「疫学研究の倫理指針」等に基づき、倫理審査を受けて実施します。また、倫理審査が必要であって、分担研究者の所属機関で倫理審査を受けられない場合は、研究代表者の所属機関で倫理審査を受けます。なお、心理学的剖検にあたっては、次の通り実施します。

(1) 研究等の対象とする個人の人権擁護

調査協力者に対しては、調査員が口頭および書面で調査の目的、方法、重要性を説明し、調査への協力を依頼します。調査への参加は任意であり、拒否してもなんら不利益は受けないこと、参加に同意した場合でもいつでも同意を撤回できること、参加者のプライバシーが外部に漏れることはないことを口頭および書面にて十分に説明します。調査協力に対する同意が得られた場合には、調査協力同意書に署名をいただきます。

(2) 調査対象者に対するケア

自殺や事故被害など重いテーマを扱うことから、調査協力者に対して、調査への協力によって精神的な負担が考えられることを口頭および書面にて事前に説明し、同意を得ます。また、必要に応じて医学的・心理学的なケアを提供できるよう、調査員の資格を厳密に定めます。

(3) 個人情報保護

調査データは、連結可能匿名化された状態で世情可能な金庫の内部で保管し、データに直接アクセスできるのは、当該研究に関わる研究者のみとします。調査協力者への結果の報告および結果の広報は、「疫学研究の倫理指針」に準拠し、個人を同定できない解析結果のみを報告します。